初動負荷理論に基づいて作られた「ビモロシューズ」。私はかれこれ4年ワールドウィングに通っているわけだが、そのトレーニングでもマシンにシューズがピッタリ収まりの良いビモロシューズも履いている。
これまで「ベロ・トリコ」と「刀トラディショナル」の2足を履いてきたので、履き心地と耐久性の両面から感想をまとめておく。
ベロ・トリコの履き心地は別格
履き心地は断然トリコが良い。
足全体を包み込むようなフィット感があり、初動負荷ウォーキング革命でよく言われる「膝がよれない歩き方」を自然にサポートしてくれる感覚がある。
重心が外側に逃げにくい設計になっているようで、これがガニ股気味の自分にとっては本当にありがたい。歩くたびに正しいフォームに矯正されている感じがして、他のシューズには無い体験だった。
刀トラディショナルは屋外での耐久性に難あり?
一方でスポーツ用途以外にも街中用として、たまに販売がされることがある。それが2024年発売ビモロ《スーパートラディショナル刀KATANA》
2026年8月で公式サイトでは販売終了、なぜかアマゾンだけで発売している。

- ホワイト/ハイカット/サイズ26.0cm以上(サイズ限定)重量:約290g(25.0cm)
- 材質:アッパー部/合成皮革材 ソール部:ラバー及びEVA
- 備考:Made in Kingdom of Thailand/Advanced Designed in WorldWing Enterprise Co.,Ltd/BeMoLo(ビモロ)
- 附属品:BeMoLo PASS
- 使用用途:ウォーキング・トレーニング・カジュアル等
「刀」トラディショナルは、ウォーキング用だけど、屋外で使うととにかく耐久性がない。
2024年の新発売で購入し、つま先部分が剥がれてくる&踵の布がボロボロ→中のわた出まくり(写真があれば良かったが半年で捨ててしまった)現象が起きた。
こんなボロボロの靴を経験したのは小学生の頃、野球のピッチャーとして公園を走り回っていたシューズ以来。あの当時は本当に酷使していたので剥がれるのも納得だったが、まさか大人になって毎日は履いていただけで、またこの感覚を味わうとは思わなかった。
トリコもジムランニングで屋外的な使い方を試してみたが、やはり耐久性には不安が残る。
結局、トリコは屋外での本格運用は諦めて、室内のワールドウィング(初動負荷マシンのジム)専用として使うことに落ち着いた。だましだましというか、あのマシンとの相性は本当に良く、気づけば3年目に突入している。
刀の購入履歴とサイズの話
最初に買った刀はローカット27cmで、Amazonで16,500円ほどで購入した。
履いていくうちに馴染んではきたが、今思うと少しサイズが小さかったかもしれない。外側がビニール素材になっているため、その伸びにくさも窮屈さに影響していた可能性がある。
余談だが、初動負荷理論を提唱するワールドウィングが手がける野球用の「ビモロスパイク」は、かつてイチロー選手も愛用していたことで知られている。ただ、耐久性に関してイチロー本人がテレビで具体的に言及したという情報源は今のところ見つけられていない。近い話としては、開発秘話を語ったインタビューで元中日の山本昌氏が試作1号機について、履いてすぐに壊れてしまったと振り返っている記事はあった(king-gear.com「ビモロ・スパイクの秘密」)。
それから2年ほど経ち、刀があまり売れていないのか、2026年8月現在、Amazonで8,470円まで値下がりしているのを発見してもう一足。
今回はローカットの在庫がなく、ハイカットの27.5cm(0.5cm大きめ)を購入してみた。このサイズアップが履き心地や耐久性にどう影響するか、じっくり検証していきたい。
ちなみにベロ・トリコの定番サイズは26.5cmで、これがぴったりフィットする。
公式サイトにも幅が狭めに作られている旨の記載があり、実際の履き心地からもそれを実感している。

公式がこうやっていうくらいで同じビモロシューズでも素材によってだいぶ履き心地が違う。ウォーキング用途なのでこちらは固め。ただしっかりビモロバーが足を支えてくれる感じは変わらない。
Amazonレビューで見つけた「なるほど」考察
同じくビモロシューズ(ハイカットタイプ)を使っているユーザーのAmazonレビューが非常に参考になったので、要点を紹介したい。
- 以前履いていたクォーターマルチや革靴、ベロ・トリコと比べると、ハイカットタイプは踵の着地時にやや硬さを感じるとのこと。ソールを横から見ると踵の形状がまっすぐで、丸みを帯びた他モデルとは違う作りになっているのが理由ではないかと分析している
- 歩く用途にはトラディショナルや革靴のような薄めのソールの方が合うが、走る用途ではしっかり地面を捉える感覚があり向いているとの評価
- ソールの硬さの印象は、ストリングスサンダルが最も硬く、次いで刀トラディショナル、その後ベロ・トリコとクォーターマルチが同程度とランク付けしている
- ベロ・トリコは先端がやや先細りで親指の付け根が当たりやすいのに対し、ハイカットは丸みがあり当たりにくいという違いにも触れている
- ビモロシューズ全般に共通する弱点として、ソールが剥がれやすい点を挙げつつ、剥がれた際の補修には黄色い接着剤「ダイアボンド No.888」がおすすめだと紹介されている。はみ出さないよう慎重に塗るのがコツとのこと
自分の「刀は剥がれる」という体感と、このレビューの指摘が一致していたのが個人的にはかなり納得感があった。
ビモロシューズは決して安い買い物ではないが、初動負荷理論に基づいた唯一無二の履き心地は他では代えがたい。
ただし屋外での耐久性、特につま先の剥離は弱点として認識しておいた方がいい。
もし同じ症状が出たら、買い替える前にダイアボンドNo.888での補修を試す価値はありそうだ。用途を割り切って「室内トレーニング専用」として使うのが、コスパよく長持ちさせるコツだと感じている。

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