ワールドウィングに通って4年が経った|初動負荷トレーニングの記録

初動負荷トレーニングのジム「ワールドウィング」に通い始めて、間もなく4年になります。続いた習いごとが人生でほとんどなかったので、自分でも少し意外に感じています。劇的な変化があったというより、少しずつ体が変わっていった4年でした。この区切りで、実際に通って感じたことを残しておきたいと思います。

目次

背景:初動負荷を知ったのは、18歳のとき

初動負荷トレーニングのことは、18歳の頃から知っていました。きっかけはイチローです。彼が続けているトレーニングとしてテレビで紹介されていて、独特なマシンの映像が印象に残っていました。

ただ当時は、それは「鳥取にしかないもの」という認識でした。本拠地が鳥取で、わざわざそこまで行かないと体験できない、自分には縁のない場所だと思っていたので、通うという発想そのものがありませんでした。

当時テレビで見ていたイチローの映像は、今もこうして残っています。

きっかけ:引っ越した街に、いきなりあった

転機は2022年でした。引っ越した先の街に、初動負荷のマシンを備えたジムがあったのです。鳥取まで行かないと体験できないと思い込んでいたものが、新しい生活圏のなかに普通にあって、正直おどろきました。18歳から頭の片隅にあったものが、急に手の届く距離になった形です。

これはもう行くしかない、という軽い気持ちで通い始めました。振り返ると、あのタイミングで街にあったのは、なかなかの偶然だったと思います。

通い始めた理由:野球をやめた体と、デスクワーク

もともと野球をやっていて、体を動かすのが当たり前の生活を送っていました。仕事はデスクワーク中心に変わり、運動量が一気に落ちます。そこにノートPCでの作業や勉強が重なり、画面をのぞき込む時間が長くなりました。気づけばストレートネック気味で、肩と首のこりが慢性化していました。

マッサージに行っても数日でもとに戻る。その「整えてもすぐ崩れる」状態をどうにかしたい、というのも通い始めた大きな理由となっています。

最初の6回:コーチについて基礎を覚える

通い始めて最初の6回は、コーチがマンツーマンに近い形でつき、一つひとつの種目を教えてくれました。最初はそこまで必要かと思いましたが、実際にやってみて、これは必須だと納得しています。

とにかく、普通のジムとは動きが違います。同じマシンに見えても、力を入れて持ち上げるのではなく、力を抜いて大きく動かす。頭では理解しても、体には長年の「重さに耐える」癖が残っていて、最初はうまくできませんでした。「そこは抜いて」「もっと大きく」と毎回直してもらい、少しずつ感覚がつかめてきた形です。

オモリの感覚も大切で、ただ重ければいいわけではありません。動きの中で重さをどう感じるか、どこで力が抜けるか。このあたりは、ひとりだと分からなかったと思います。筋トレといえば筋トレなのですが、自分の知っていた筋トレとは別物で、「筋トレだけど筋トレではない」という感覚がずっとありました。

汗だくになるわけでも、翌日に強い筋肉痛が来るわけでもありません。それでも通ううちに、動かしたあとの肩まわりが軽い、という日が少しずつ増えていきました。劇的ではないものの、たしかに何かが違う。その小さな手応えが、続ける理由になっていったように思います。

変化①:肩と首のこりと、可動域

4年通って、いちばん実感が大きいのが肩・首こりの軽減です。ストレートネック気味で、以前は夕方になると首の付け根が固まり、頭まで重くなるのが当たり前でした。今もゼロになったわけではありませんが、「こってどうしようもない日」は明らかに減っています。

体感として大きいのは、可動域が広がったことです。腕を上げたり後ろに回したりする動きが、以前より引っかからずに通るようになりました。肩そのものというより、肩甲骨まわりが動くようになった感覚に近いです。こりが軽くなったのも、この動きやすさとセットなのだと感じています。

変化②:疲れの抜け方

もうひとつ、2年目あたりから感じるようになったのが、疲れの残り方の変化です。以前はデスクワークでも週の後半になると体が重く、休日は寝て終わる、という日が多くありました。今は同じように忙しくても、翌朝に持ち越す疲労感が軽くなっています。

初動負荷で動かした日は、その夜の眠りが深い気がします。激しく追い込むトレーニングではないのに、終わったあとは血のめぐりが良くなったような、じんわり温まる感覚があります。回復のために動く、という言い方がいちばん近いかもしれません。

まとめ:4年経っても通っている

正直に書くと、初動負荷は「すぐに効果が出るもの」ではないと思います。自分の場合も、最初の数ヶ月は半信半疑のまま通っていましたし、変化に気づいたのもだいぶ後でした。短期で結果を求める人には、あまり向いていないかもしれません。

ただ、野球をやめたあとの体を、痛みや疲れと付き合いながら無理なく整えていく場所としては、とても合っていました。激しく追い込まない分、続けるハードルが低いのも大きいです。4年経っても、行ったあとに後悔したことは一度もありません。

18歳でテレビ越しに見ていたものに、まさか自分が4年も通うことになるとは思っていませんでした。これからもしばらくは、淡々と通い続けると思います。また節目で、その時に感じていることを書き足していきたいです。

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