Apple Watch Hermèsは、通常モデルと同じ機能に、専用文字盤とエルメス製バンドを組み合わせたモデルです。価格差は決して小さくありませんが、実際に使ってみると、機能面以外の部分で気持ちの変化があったと感じています。
この記事では、Apple Watch Hermès を数年使ってきた中で感じたことを6つにまとめています。数年使った実感として、購入前には想像していなかった変化を6つ紹介します。
その1:最初のうちは、文字盤をつい見せたくなる
購入してしばらくは、電車で吊り革につかまるときに、手首の角度を少し意識してしまうことがありました。Hermès専用の文字盤は通常モデルには入っていないため、気づいてもらえるのではないかという気持ちがあったように思います。
正直なところ、周囲の反応が返ってきたことは一度もありませんでした。ただ、そのことに気づいてからのほうが、純粋に自分のために使えるようになったと感じています。
その2:革バンドが立派すぎて、日常使いをためらう
付属の革バンドは仕上げが丁寧で、単体で購入すると数万円という価格帯になっています。そのため、汗や汚れが気になる場面では、結局スポーツバンドに付け替えて過ごしていました。
手入れについては、Apple の公式情報でも「糸くずの出ない布で拭く」という程度の記載にとどまっています。具体的な方法が示されているわけではないため、最初は扱いに迷う方が多いのではないかと思います。
その3:慣れてくると、入浴以外はほぼ革バンドになる
使い込むうちに、気を遣いすぎるよりも日常的に着けたほうが良いと考えるようになりました。個人的には、入浴時以外は基本的に革バンドのままにしています。
革は着けている時間が長いほど手首になじみ、色や艶にも変化が出てきます。傷や経年変化を「劣化」ではなく「味」として受け止められるようになると、扱いやすくなるように感じています。
その4:文字盤を頻繁に切り替えるようになる
Hermès専用の文字盤は、色やタイプフェイス、ダイヤルの組み合わせまで含めると300種類以上になります。選択肢が多いため、気分や服装に合わせて切り替える習慣がつきました。
購入当初は好みに合わないと感じていたデザインが、しばらく経つと良く見えてくることもあります。個人的に最近気に入っているのは2021年に追加された「エルメス サーキットH」で、常時表示にしたときの見え方が特に気に入っています。
その5:街で同じモデルを探すようになる
所有してからは、すれ違う人のApple Watchに自然と目が向くようになりました。バンドや文字盤に特徴があるため、Hermèsモデルかどうかは比較的見分けやすくなっています。
ただ、これまでのところ実際に見かけたことはありません。流通量が多いモデルではないため、そういうものだと受け止めています。
その6:アクセサリーへの関心が薄れる
通常モデルを使っていた頃は、サードパーティ製のバンドやケースを複数購入していました。Hermèsモデルに変えてからは、その頻度が明らかに減っています。
専用バンドと文字盤で完成している印象があり、何かを足す必要を感じにくくなったことが理由だと感じています。結果として、周辺アイテムにかける費用は以前より少なくなりました。
まとめ:機能ではなく、使い方が変わるモデル
- 見せたい気持ちは最初のうちだけで、次第に自分のための道具になっていきます
- 革バンドは保管するより、日常的に使うほうが手首になじみます
- 文字盤の選択肢が多く、長く使っても飽きにくいのが特徴です
- 周辺アクセサリーへの出費は、むしろ減る傾向にあります
どんな人に向いているか
- 腕時計をファッションの一部として楽しみたい方
- 同じものを長く使い続けたい方
- 人と被りにくいモデルを選びたい方
一方で、機能や価格対効果を重視される場合は、通常モデルで十分ではないかと思います。Hermèsモデルの価格差は、機能よりも素材、デザイン、専用文字盤に対するものです。そこに価値を感じるかどうかが、選ぶ際の判断基準になります。
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